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ペーパークイリングのコーティングは何を使う?

コーティングは必要?

ペーパークイリングで作る作品の中に、アクセサリーがあります。
ピアスや、ブローチ、かんざしやヘアピンなど、ですね。これらの作品を作ってみて感じたことは、耐久性をどうするか?でした。

ペーパークイリングを始めたばかりのころは、わからないことだらけで試行錯誤を続けましたが、ここ何年かで使用感が気に入って行っているアクセサリーのコーティング方法があります。この記事ではコーティングについて私なりの方法をご紹介します。

目次

ペーパークイリングのアクセサリーにコーティングは必要なのか?

そもそもペーパークイリングにコーティングは必要なの?

と感じている方もいらっしゃるでしょう。私は

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耐久性を求めるならコーティングは必要!

だと考えています。

例えば、ブローチ。ブラウスやストール、バッグにつけたり、またピアスやヘアピンなど頻繁に取り外したりするものなどは、変形を防ぐためにも耐久性があったほうが安心です。

半面、インテリアとして飾るものには、特別なコーティングしなくても良いと思います。ただし、長期間飾りたい場合などは紫外線による色の退化は品質の劣化を防ぐためにも、UV効果のあるコーティングや、フレームのガラスやアクリルにUV効果のあるものを使う方法があります。

コーティングしたブローチ

コーティングは何を使っている?


紙に使えるコーティング剤は様々なものがあります。
ホームセンターや手芸用品店、インターネットなどで購入することが出来ます。

私が使用しているのはホームセンターで手に入りやすい和信ペイントさんのウレタンニス。ツヤあり、とツヤなしを使い分けています。使用感がサラサラしていてとても使いやすいです。ただ、ホームセンターによっては取り扱いしていないこともありますので、お近くのホームセンターでチェックしてみてくださいね!

ニスコーティングの方法

必要な道具は、

  • お好みのニス
  • 平筆(中筆・細筆)
  • 筆をゆすぐための水

の3つだけです。ただ、塗り方にポイントがありますよ!

作品にニスを塗るときのコツ
  • いきなり、たっぷりのニスを塗るのはNG!最初は特に薄く塗る。
  • 渦の隙間にも筆先を入れて塗る。
  • 薄く塗り乾かす、という工程を数回繰り返し、最後は24時間ほど乾燥させ、しっかりをした硬度を出す、

数回にわけて塗るのは、少し面倒に感じますが、最初に薄く塗ることで、必要以上に紙がふやけるのを防ぎ、美しい渦を保ちつつコーディングすることが出来ます。せっかく作ったきれいな渦を台無しにしないように、最初の一筆は特に薄く塗るように心がけましょう!

レジンでコーティングするのは?

作品にもよりますが、基本的におすすめしません。

レジンを使ったことがある方でしたらきっとお分かりかと思いますが、紙をレジン液に浸すと紙内部へレジン液が浸透し紙の色合いが変化します。そのため、レジンを使う場合は、事前にニスで薄くコーティングしておくなどの下処理をすることをお勧めします。
また、レジン液の場合、粘度が高くペーパークイリングの細かい渦の間にまで液を入れ込むのは少々手間がかかります。

ただ、モールドなどを使って、レジンの中にペーパークイリングで作ったものを入れるのは、ニスの仕上げとはまた一味違ったアクセサリーになりそうで、それもまた素敵だと思います。



まとめ

ここではニスを使って作品をコーティングする方法をご紹介してきました。ニスの中には、UV効果や防水効果が期待できるものもあります。私の場合は、ウレタンニスでしっかりとコーティングするので、そういった特別な効果のものは使用していませんが、用途によって使い分けるのもお勧めです。

和のイメージで作ったブローチ

最後に余談ですが、3年程前に作ったブローチは、形が崩れることもなくいまだ美しい形を保ったままです。アクセサリーにはしっかりとコーティングすることをお勧めします!

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